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パート起業家の4割以上が女性
自己資金の割合「100%」が7割

2023/2/15更新

日本政策金融公庫は昨年11月に全国の18歳~69歳の男女を対象に「2022年度起業と起
業意識に関する調査」を実施した。同調査では、事業に充てる時間が1週間に35時間以
上を「起業家」、35時間未満を「パートタイム起業家」と分類している。調査結果(有
効回答数2681人)によると、起業家は「29歳以下の割合」が高く、パートタイム起業家
は「女性の割合」がかなり高いことが明らかになった。

 

年齢(起業家、パートタイム起業家は起業時の年齢)を類型別にみると、起業家、パ
ートタイム起業家、起業関心層は「29歳以下」の割合(順に35.4%、33.0%、27.2%)
が最も高い。起業無関心層は、ほかの類型と比べて「60歳代」(21.5%)の割合が高い。
性別をみると、起業家では男性75.6%、女性が24.4%、パートタイム起業家では男性が
56.1
%、女性は43.9%と4割以上となった。起業無関心層では、「女性」(57.5%)が
半数を超える。

 

起業費用をみると、起業家では「50万円未満」とする割合が32.4%と最も高く、「費
用はかからなかった」(28.5%)がそれに続く。パートタイム起業家では「費用はかか
らなかった」とする割合が46.3%と最も高く、「50万円未満」(39.4%)を合わせると
8割を超える。

 

起業費用に占める自己資金の割合が「100%(自己資金だけで起業)」である割合は、
起業家が70.5%、パートタイム起業家が75.1%にのぼる。

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